<   2013年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

■■ Sippo☆のお絵かき '13 盛夏 ■■





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決して、暑さで頭の中が混乱してしまったわけではございませんemoticon-0141-whew.gif



真夏の夜の、謎解き旅行は 如何・・・?




※訪問が遅れております・・・すみません<(_ _)>
by Sippo5655 | 2013-07-29 22:56 | Nature Snaps | Comments(45)

■■ 銀の導き 3 ■■




岩場で・・・



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強風が吹くと吹き飛ばされそうな 高山に生きる蝶たちは

こんな風に 岩に翅をゆだねてくつろぐのも、生活習慣なのだろうか・・・



様々な思いを重ねながら


貴重なひとときが過ぎてゆく





前記事でご紹介した本の巻頭には、このチョウの様々な生態写真が掲載されている。

開いて、いきなり目に飛び込んだ画像に、目が眩むほどの衝撃を受けた



そしてその残像を胸に抱いての、今回の遠征だった。






この日は、まさに恋盛り


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吸蜜する女の子に、男の子がアタック








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女の子・・・


大きく翅を広げて



これ、実は「交尾拒否」



私の知っている「交尾拒否」は、女の子が腹部を立てる姿勢


けれど、このミヤマシロチョウの場合は


「交尾の終了した♀は翅を水平に広げ尾部を後翅で強くおおい新たな♂を拒否する

(本より引用)




巻頭写真のトップは まさにその瞬間の光景だった





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男の子が去ったあとの、女の子・・・


全く同じ光景を、目の当りにすることができた





映り込む紫が 涼感を誘うステンドグラスのように

たまらなく美しく響き渡り


尾部を強くおおう後翅に


神々しいほどの 純愛を感じた瞬間でもあった。









・・・タイムリミットが迫る


食樹メギを最後に見ようと立ち寄った



そこで出会ったのは



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彼方大空を見つめ

彼と、彼女の想いはいかに


大きく花開く・・・8枚の翅






銀が 導いてくれた 


この日の素晴らしい出会い。



大きく感謝し、そしてこの蝶の未来を信じながら



心の中は 青空と 白い翅で満たされていた・・・





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[ミヤマシロチョウ]
by Sippo5655 | 2013-07-26 21:36 | 虫いろいろ | Comments(45)

■■ 銀の導き 2 ■■





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銀色の複眼。

その謎を解きたくて 帰宅してから必死に調べた。


いくら検索しても、銀色の瞳を持つミヤマシロチョウの画像が見つからない・・・




この子のこと調べて 少しずつ わかってきたこと

その歴史は、遥か氷河期に及ぶという




「ふるさとは中国西部とみられており、約150万年前に始まった氷河期によって、

移動性のあるミヤマシロチョウは、寒期(氷河期)に山を降り、

暖期(間氷期)に山を登るという行動を繰り返しながら、やがて朝鮮半島へたどりつきます。

そして大陸と日本が繋がった激しい寒波の際に

朝鮮半島を南下して日本本州に避難しますが、

一部のものが帰るべき道を間違えて中部地方の山岳地帯を登ってしまったのでしょう。

その結果が、日本、中国東北、朝鮮北部との遠隔分布を引きおこしたと思われます。」



以上、こちらより引用




そして見つけたのはこの本だった。


早速注文。



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届いてすぐにページをぱらぱらとめくる・・・


ほどなく 謎を解き明かしたページに出会えた。




以下、引用します。



「羽化直後の複眼には、ヤマキチョウ類似の偽瞳孔がみられる。

しかし、これも時間がたつとともに無瞳孔型にかわる。

複眼が無瞳孔型になるのはシロチョウ科の仲間ではこのミヤマシロチョウだけである」





そうだったんだ・・・!!


もう一度 この子に会いに行こう。


そう決意して、翌週 再び高原へと向かった。





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羽化直後の子が、またいた。


たしかに、銀色の複眼








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そして、少し成長した、黒い複眼






日本中でもごく限られた地域でしか生息していない

高山蝶の中でも、最も減少している

美しい蝶たちの楽園が、目の前で展開されていた。




会いに行って 本当に良かったと 心から思った。








彼方高山で、どれほど長い間


種を紡ぐ 努力を、積み重ねてきたの




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仲間が、いっぱいだ








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分かち合う ごはん。






目を潤ませながら




共に、戯れた ひととき







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どうかこの子たちの将来を守ってあげてと


神様に お願いしながら・・・






[ミヤマシロチョウ] ※ラストは、食樹メギにての交尾




~ to be continued ~
by Sippo5655 | 2013-07-23 22:54 | 虫いろいろ | Comments(39)

■■ 銀の導き 1 ■■





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初めての出逢いは


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こんな距離だった・・・



この子の名前は、すぐにわかった。


図鑑で見て、くっきりとした黒と白のコントラストに目を奪われた



あの蝶だ!




歩を進める。


そして出会ったこの子は



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羽化不全だった・・・




他にも仲間がいたのに


私は、この子から目が離せなくなってしまった。



ふと、気づいた


この蝶の複眼って、こんな色だったっけ・・・?



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銀色の複眼。









別個体のこの子は

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図鑑で見た通りの、真っ黒な複眼。











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羽化不全のこの子は 1時間以上も止まったまま


最後に、飛び立とうと必死に翅を広げた




落下した。


たまらず、救いあげた



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指上で 凛としたまなざしを向けた彼は言った


僕のこと もっと知って欲しいと






[ミヤマシロチョウ] ※環境省レッドデータ絶滅危惧Ⅱ類指定




~ to be continued ~
by Sippo5655 | 2013-07-21 21:55 | 虫いろいろ | Comments(40)

■■ ぬりかべ ■■



ウラギンシジミさん


吸水に夢中です




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・・・ぬりかべとは、何よ!?


失礼なっemoticon-0121-angry.gif




だって・・・




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ここで、ちょっと過去記事







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ルリシジミさんたちも、何やらひそひそ相談中^^


ねぇねぇ・・・私たちも何か芸を持とうよ!?





真夏の酒場は、面白いっemoticon-0136-giggle.gif





※訪問が遅れております・・・すみません<(_ _)>
by Sippo5655 | 2013-07-16 22:59 | 虫いろいろ | Comments(37)

■■ 夏の夜空にお絵かき ■■







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あはは・・・


絵の下手な私が星空を描くと

こんなになっちゃうんだよねemoticon-0136-giggle.gif
by Sippo5655 | 2013-07-14 21:09 | Nature Snaps | Comments(37)

■■ Japanese Blue に想いを ■■




国蝶がオオムラサキなら


日本を代表する甲虫は 多くの人がそう感じるように




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'Rosalia' の学名を頂いたこの子であると 私も、思う





幼虫は

3年間 枯木や伐採木の中で栄養を頂いて過ごす


成虫が見られるのは6~9月 秋には死んでしまう



カミキリムシ=害虫というイメージだけれど


この子のごはんは、花粉や果実や、樹液で

生木を食害することはない




そして、この美しいブルーは

死ぬと急速に失われ 赤褐色化し、標本でこの色を見ることはできない







標本でこの色を

見ることはできない・・・







生きているからこそ美しいということを

あなたは、その身をもって 教えてくれているんだね




朽木を食べて過ごす3年間

その栄養が、こんなにも美しいブルーに昇華するなんて


・・・ふと 蓮の花の微笑みが 脳裏をよぎり



生態を知って ますます好きになった


素晴らしい 日本の 宝物





[ルリボシカミキリ]  ※日本固有種
by Sippo5655 | 2013-07-09 22:19 | 虫いろいろ | Comments(42)

■■ 紫 流 ■■



◆Diary◆





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さすがのスズメバチも、樹液帝王の前では赤子のようですemoticon-0136-giggle.gif




[オオムラサキ ♂]  ※日本の国蝶。





※またもや訪問が遅れております・・・すみません<(_ _)>
by Sippo5655 | 2013-07-06 22:33 | 虫いろいろ | Comments(46)

■■ 梅雨の華 ■■





出逢いは・・・


予測できないからこそ、面白い。






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呼んでいたのが


蜘蛛の巣と 水と 植物との 三重奏だったりする




それが、自然だからこそ 美しく響き


つい、カメラを向けてしまう瞬間って、そんな時を言うんだね
by Sippo5655 | 2013-07-03 22:46 | Nature Snaps | Comments(38)

■■  表と裏 ■■




たっぷりと栄養を蓄えた男の子は


やがて、樹上へと姿を消し 数時間後





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全く別の顔をもって現れた





日本のシジミチョウの中で 唯一、4本ある尾状突起を

雄々しく なびかせて




彼が見せてくれた、もう一つの素顔



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夕刻が迫ると


オスは こうして翅を開き 縄張り争いをする





午前中やっと見られた1個体は


みるみるうちに、その数を増やしていった





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吸蜜する姿とは まるで裏腹の・・・


漆黒に縁取られた 美しい青紫の輝きに 


目が眩みそうになった





別のオスが近づくと、ものすごい勢いで 絡みながら上空へと舞う その姿は


指先ほどの大きさのシジミチョウとは、とても思えないほどの迫力だった・・・



そして 青紫の輝きは、みるみるうちに 擦れてゆく







・・・蝶の翅の 表と裏 


いえ、それに限らず 4本の尾状突起も、あらゆる器官も、


それは、彼らなりに 生き抜くための 珠玉の知恵の集大成のようにも思えて


あらためて その深さに感動した、素晴らしい出会いとなった。








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帰路・・・ 瑠璃色が 灯のように 脳裏を埋め尽くす



こんなにも美しいいのちが ごく限られた場所でしか生きられなくなっているという現状を想い



同時にまた、東京で会える子たちをもっともっと大切にせねばと


強く思った 6月下旬の夢日和



― 今季の撮影の、折り返し地点。




[キマダラルリツバメ]
by Sippo5655 | 2013-07-01 22:16 | 虫いろいろ | Comments(37)