カテゴリ:蝶( 127 )

■■ 絶滅の危機に瀕した蝶 ~ 5 ~ ■■





これまで 数種類の絶滅危惧種の蝶に出会ったけれど

今回の この子との出会いは
他のどれとも違っていた


出会いの場所は 生息地でなく
東京の 昆虫館・・


このような形でしか もう見ることはできないかもしれないという想い





・・・え、この子が こんなに小さな子が
ツシマウラボシシジミ

日本で、今最も絶滅の危機に瀕した 蝶なの・・・


驚きと共に 背筋が引き締まった





少しでも この子の想いに近づけるように
息を呑んで 丁寧に撮影をした




脅かしてはいけない


この子が 自由に行動する

あるがままに



彼方へ飛び去った子を

今度は、見上げる形になった











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対馬って どんなところ?


あなたが最後に見つめた 対馬の光景は・・・






2日間を撮影に費やした

2日目は 主人を案内しながらなので
撮影は後回しにした。



そんな2日目の帰り際


ふと この蝶が、足元を舞った

主人が休む 欄干に 蝶は近づいていき

舞い下りた




その場所に スポットライトのように 光が射し込んでいた







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あまりの神々しさに 

言葉すら出なかった



シャッターを押す 手が震えていた








やがて 彼は再び飛び去り

二度と戻ることはなかった




この瞬間に宿る想いを、私は生涯 忘れない・・・




[ツシマウラボシシジミ]




~ fin. ~

by Sippo5655 | 2016-05-08 22:33 | | Comments(25)

■■ 絶滅の危機に瀕した蝶 ~ 4 ~ ■■




「生物多様性」

漢字ばかりだけど その意味を直感で感じ取りやすい言葉だと思います


目に見えないくらいの小さな生物だって
一生懸命生きていて
もっと大きな生物の糧となり
その連鎖で、さらに大きな生物も生きられる


その恩恵のもとに 私たち人間も 生きてゆくことができるのだと思います



たとえば 昆虫が全て姿を消してしまったら?

植物は、育つでしょうか

野菜は・・・ 果物は・・・









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吸蜜しています


お花は ハルジオン


この子の大きさを おわかり頂けますでしょうか







この蝶の保全に 東京都足立区生物園が積極的に協力して下さいました


遠い対馬から 東京に運ばれて

懸命の種保存の努力が、今も続いています。




私の記事の撮影は、全てここでの撮影です。



現在、♂数頭が一般公開されております。








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[ツシマウラボシシジミ]





~ to be continued ~

by Sippo5655 | 2016-05-05 22:18 |

■■ 絶滅の危機に瀕した蝶 ~3~ ■■





この子の大きさ どのくらいだと思われますか・・・?





ヤマトシジミより 2回りほど小さい蝶です

手の小さい私の 親指の爪くらいの大きさでしょうか







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お花の上で 休んでいる 男の子です



なんとか人工交配に成功しましたが

ふるさと 対馬で生きられるかどうかは、まだわかりません

未だ 厳しい状況が続いています







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親指の爪ほどの大きさの蝶が 1種類くらいいなくなったって

たいしたことない

そう考えられる方もいらっしゃるかもしれません



それは、否。

小さな命たち、みんなの頑張りの積み重ねで

この地球は保たれているに違いないと、私は思います。

人間とて 例外では無いのです。





[ツシマウラボシシジミ]





~ to be continued ~
by Sippo5655 | 2016-05-02 22:54 |

■■ 絶滅の危機に瀕した蝶 ~2~ ■■






・・・以下、拙い個人の知識、見解のもとに書き進めて参ります
間違い等ございましたらご指摘ください。




この子の名前は ツシマウラボシシジミ



長崎県の対馬で 食草(ヌスビトハギ)が環境保全の劣化、そして
シカの食害によって激減し
急激に絶滅の危機に瀕してしまいました


その速度はあまりにも早く・・

環境省のレッドデータの改変にも追いつかないほどでした



知らず知らずのうちに 
多くの小さな命が 絶滅してゆく中
幸い 日本のチョウチョにおいては まだ絶滅した種はいません


今回のツシマウラボシシジミの激減は
初めての「絶滅種」の烙印を押されてしまうことになるのか


緊急体制で この子を守るべく
生息域外での保全活動が行われました。








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[ツシマウラボシシジミ]




~ to be continued ~

by Sippo5655 | 2016-04-30 22:43 | | Comments(23)

■■ 絶滅の危機に瀕した蝶 ■■




種が滅びるって どんなにか辛いことだろう・・・

もしもあなたが その種の 最後のひとりだったら?


想像しただけで 辛く 哀しく

何のために生まれてきたの?
なぜ 生きることを許されないの?

神様なんているものかと、
行き場の無い思いを抱えたまま
その時を迎えるのだろうか




縁あって 
今日本で最も絶滅の危機に瀕している 小さな蝶を
この目で見ることができました。








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これを機に 
日頃見ることのできない
同じ地球に生きながら 苦しんでいる 小さな仲間たちのこと
一緒に 考えてみませんか・・・




[ツシマウラボシシジミ]



~ to be continued ~




※コメント欄は開けさせて頂きますが、シリーズになりますので
お好きな記事にコメント頂ければ嬉しく思います。
by Sippo5655 | 2016-04-28 22:53 | | Comments(3)

■■ fresh! ■■








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「1年生」の瞳が たまらなく愛らしい


ここから、始まる 「生」



~アゲハ~
by Sippo5655 | 2016-04-07 22:37 |

■■ スプリング・エフェメラル ■■



◆ Diary ◆




4月最初の日


仕事休み。 曇りの東京


だけど、出かけてみた




モンシロチョウに混じって、一回り小さいシロチョウが一匹だけ 飛んでいた









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春の妖精だった



あなたは、やっぱり

とろろ昆布で・・・

モフモフのお顔と 触角は綿棒


そして、複眼は 抹茶なのね037.gif



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Sippo☆さん・・・

どうして、そんな伝え方しか出来ないの!?


トレードマークのオレンジは!?



Sippo☆:はいはい。ちゃんと映っているでしょ。




[ツマキチョウ ♂]





※しばらく多忙期が続きそうです。
更新、訪問共に遅れます。申し訳ございません。

by Sippo5655 | 2016-04-01 22:57 | | Comments(26)

■■ アゲハもお目覚め ■■









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数日前の出会いでした。


嬉しい春。いろんな子が、次々と目覚めてきました056.gif


この子は、男の子のようですね。


野を歩き 出会える虫さんたちが 日に日に増えていく

本当に嬉しい季節です♪
by Sippo5655 | 2016-03-28 21:27 |

■■ ルリ love Sippo☆ ■■





この日は、晴れて

気温も上がり、たくさんのチョウチョが飛んだ一日でした。




この子は、いつも 午後遅めにお出ましなの





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Sippo☆さんのバッグ・・・




心地良いから


くつろぐの






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厳しい冬を この子もまた 成虫で乗り越えました









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毎年 ここに立てば この子がやってくる







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↑5年前の1シーン



肩に乗って お話しした

この子が、そのひとときの想いを 子らに告げ




5年を経た今 


同じ場所で 子孫が またこうして慕ってくれる


なんて嬉しいことだろう。





[ルリタテハ]
by Sippo5655 | 2016-03-13 21:49 | | Comments(24)

■■ 2月の新生蝶 ■■



◆ Diary ◆





1周間ぶりのフィールド歩き。


4頭見つけた越冬ウラギンシジミは 2頭に減っていた。

おそらく、暖かい日に日光浴に出て 越冬場所を変えたのだろう。





そろそろ帰ろうとした矢先 蝶が飛んだ。





まぎれもなく 今季の新生蝶 


ベニシジミ








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茶色ばかり見つめ続けてきた 私の目に

 
この子の太陽色は どれほど眩しく 目に映ったことだろう!!





まだまだ 寒い日はあると思うけれど

あと半月足らずで 3月



気温が高い日には、次々と仲間が羽化するかもしれないね!








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この子の視線・・  そして 翅の先々にまで

生きるエネルギーに満ち満ちていた







この出会いを機に 私の視点は 


一気に 冬から春モードへと切り替わった。






※冬モードの絵があと2枚ありますので

更新はこちらを優先します。
by Sippo5655 | 2016-02-18 22:05 | | Comments(27)