2017年 06月 01日 ( 1 )

■■ 旅立ちのとき ~ 2 ~ ■■




撮影時には 名前すらわからず

ただ、羽のあるアリだという認識だけだった



帰宅してすぐに調べた。


この子の名前は 「ヤマトシロアリ」

言わずと知れた 人間にとっては「害虫」



4~5月の晴天の午前中。

旅立ちの儀式(群飛)は この時に限られ

薫風に乗って 一斉に旅立つ。


羽化したばかりの子はあまりにも弱く

飛ぶというより、風に流されて流浪の旅に出る。


弱いゆえに 飛ばされながらも 様々な外敵の餌食となり

無事、着地できる子はほんの僅か。



中には命がけのダイビングに恐れをなして

戻ろうとする子もいるらしい


その先に待っているのは

巣で彼らを守っていた 兵アリ


兵アリは、容赦なくそんな子を殺してしまうらしい



(以上、ネット上の文献を参考にしました)


・・・こんな過酷な旅立ちがあるなんて、、


我々人間は、なんて幸せなんだろうと

その文献には書き添えられていた




たまたま着地した子を撮影していた




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すぐそばに、クロヤマアリがいた







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同じ アリ・・・







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この子が今 とても弱い存在であるということを

遺伝子レベルで知っているのだろうか




瞬時に襲いかかる



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悲鳴が聞こえたような気がした





羽化したその日に この子の生涯は終わった






~ to be continued ~
by Sippo5655 | 2017-06-01 22:10 | 虫いろいろ | Comments(11)