■■ 旅立ちのとき ~ 2 ~ ■■




撮影時には 名前すらわからず

ただ、羽のあるアリだという認識だけだった



帰宅してすぐに調べた。


この子の名前は 「ヤマトシロアリ」

言わずと知れた 人間にとっては「害虫」



4~5月の晴天の午前中。

旅立ちの儀式(群飛)は この時に限られ

薫風に乗って 一斉に旅立つ。


羽化したばかりの子はあまりにも弱く

飛ぶというより、風に流されて流浪の旅に出る。


弱いゆえに 飛ばされながらも 様々な外敵の餌食となり

無事、着地できる子はほんの僅か。



中には命がけのダイビングに恐れをなして

戻ろうとする子もいるらしい


その先に待っているのは

巣で彼らを守っていた 兵アリ


兵アリは、容赦なくそんな子を殺してしまうらしい



(以上、ネット上の文献を参考にしました)


・・・こんな過酷な旅立ちがあるなんて、、


我々人間は、なんて幸せなんだろうと

その文献には書き添えられていた




たまたま着地した子を撮影していた




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すぐそばに、クロヤマアリがいた







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同じ アリ・・・







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この子が今 とても弱い存在であるということを

遺伝子レベルで知っているのだろうか




瞬時に襲いかかる



c0195662_21383322.jpg



悲鳴が聞こえたような気がした





羽化したその日に この子の生涯は終わった






~ to be continued ~
by Sippo5655 | 2017-06-01 22:10 | 虫いろいろ | Comments(11)
Commented by h6928 at 2017-06-01 22:26
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、みたいな戦略の、
このコたちの生き様は、逆にすごく強かですよね。
弱さは数で補う、それって最強かも(゚д゚)!
このコたちも、台所のテラテラしたあのコたちも、
人類よりもはるかに先輩なのだし。
屍を踏み越えてでも生き残るって、尊敬に値すると思えます。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-02 05:30
蟻の世界は組織的で役割もしっかりしていますね。
しかも強くないと生きていかれない。
クロヤマアリはその後この子を巣まで運んだのでしょうか?
こちらも組織の役割を果たしているのでしょう。
じっと観察されたからこそ見えてくる世界がありましたね!
Commented by peko at 2017-06-02 23:05 x
自然界の過酷さ...
強いものだけが生き残れるのですよね。。
人間の世界だけは弱い者でも生きていける世界であって欲しいな...

応援です☆
Commented at 2017-06-03 05:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2017-06-03 08:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gonbe-0526 at 2017-06-03 20:30
こんばんは
過酷な自然界そのものですね。
強ければ数に頼らなくてもいいのでしょうが
生き残るための数でしょうね。
苦手ですが
Commented by himeoo27 at 2017-06-04 13:54
シロアリや蟻などの集団生活している
昆虫たちは、凄いですね!
これからは色々な小さな蟲にもカメラ
を向けてみたいです。
Commented by hirosi906 at 2017-06-04 19:05
シロアリって、白いものだと思ってましたが、
こんな羽の黒い蟻がシロアリなんですね。
シロアリも同じ地球で生きる生物。
人間にとっては害虫なんでしょうが・・・。
彼らに罪は無いですね!!
Commented by pmc-beetle at 2017-06-04 22:30
う〜む、確かに時々そう思い瞬間もありますね。
害虫かどうか、それは人間の視線で判断しているに過ぎませんからね。
生き物として、命としては同等ですからね。
Commented by toshipho4 at 2017-06-05 12:53
こんにちは。
仕方のないことですが、何か残酷な気がしました。
でもこれが自然界ですものね。
P!
Commented by nenemu8921 at 2017-06-05 17:02
お気持ち伝わってきました。
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